本文へジャンプA record of two days  when we danced  with maki
うちあわせ…キラリ☆ふじみ・富士見高校往復書簡(メール)など


5月18日
キラリ☆ふじみが考えていること
子どもたちは潜在的に様々な力を持っていると考えます。子どもたちはワークショップを通して新しい自分を発見したり、友だちの違う表現を認めたり・・・日常のひととき、アーティストと出会うことで子どもたちの新しい可能性に気づくきっかけに、また他者の個性や価値観を認め合う機会を創る一助になればと考えています。キラリ☆ふじみは平成19年度、開館5周年を迎えます。今までの企画、「小学校で音楽を体験する」「中学校で演劇を体験する」に加えて、「高校でコンテンポラリーダンスを体験する」という出前型ワークショップを実現させましょう!

7月26日
森下真樹さんの行方が…
「富士見高校、すごいですね!!(野球部のベスト4を受けて)
次も楽しみです。

WSの日程ですが、実は、再度スケジュールを調整するということになりました。
現在、森下さんがフィンランドに行ってらして、うまく連絡がとれなくなってしまっています。戻られたら、すぐ調整出来ると思いますので、少々お待ちいただけますでしょうか?
フィンランドから福島へ行って、8月頭には東京に戻られるそうなので、それくらいまでには決められると思います。」

9月13日
会場地視察
午後4時。関係各位の会場地…つまり富士見高校視察。
ダンサー&コレオグラファー 森下真樹氏。
財団法人地域創造 芸術環境部ディレクター 下元昭二氏。
NPO芸術家と子どもたち 代表 堤 康彦氏。
キラリ☆ふじみ 主任 柳田典昭氏。…そして、中出千尋氏。

会場として予定していた挌技場2Fの他、1Fの柔道場、体育館。食堂をのぞいた後、大会議室でうち合わせ。
当日までに、「呼ばれたい名前を決めておく」「ガムテープで名札を作る」「(目隠しようの)タオルを用意する」などをうち合わせ。…その後、校長にあいさつ。

11月3日
直前うち合わせ
「遅くなりましたが、生徒のデータ送ります。ブルーの部分は私のかなり主観的な意見ですので流出厳禁です。
逆に、ピンクの字で書いてある部分については、生徒達に《森下先生へ伝える》ということを前提で表現させた部分ですので、WS内でもじゃんじゃん使ってください。
昨日生徒達は、ディズニーランドへ遠足に行きました。私は別のイベントがあり、遠足へ行けませんでしたので顛末を聞いていないのですが、きっと楽しんできたことでしょう。
私はイベント後、夜、さいたま芸術劇場へ、維新派のノスタルジアを観に行きました。すごく興奮しました。
オープニングとエンディングの全体で織りなすダンスは、バスケットやバレーボールや卓球の動きの特徴を切り取って幾何学的な組合せに転じ、いくつかのまとまりを交錯させることで、全体的なムーブを作り出していく手法。ダンサー達がいつのまにか《南国の鳥》のように見えてきたり、楽園を探し求めて自分も梯子を登っているような気持ちになったり…物語性とダンスの融合や、ダンスにおける言語の問題など、今まで解決の糸口を見つけられなかった部分についても、大きなヒントを得ることができました。…」